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人も犬も幸せになれる家づくり
2021年02月16日
ペットフード協会のデータによると、日本で飼育されている犬は850万頭、猫は960万頭です。
犬と猫を合計すると1,810万頭となり、日本の15歳未満の子どもの数1,500万人に比べると、ペットの方が子どもの数より多いことがわかります。
現在、犬を飼っている世帯は全体の13%、今後飼いたいと思っている世帯を合わせると33%にのぼります。犬の80%以上は室内で飼われている今、犬を飼うなら人も犬も住みやすい家にしたいですね。
犬も人も気持ちよく暮らすために、家づくりができることはたくさんあります。
例えば、いたずらされないよう扉つき収納にする、危険な階段やキッチンにはゲートを付ける、臭いの気になる場所はメンテナンスしやすい建材を採用するなど。飼い主が犬のケアをしやすいよう工夫することもできます。
犬はもはや家族の一員と言われる存在。家族の集まるリビングに犬のためのスペースがあると人も犬も安心してくつろげます。
滑りにくい床材を使う、窓から外を眺められるようにする、天気のいい日は屋外での居場所を作るなどの工夫があると、犬はより快適に過ごせます。
犬との暮らしで起きるトラブルの多くは、しつけで解決できると言われています。しつけのプロであるドッグトレーナーは、しつけ依頼を受ける際には犬の住環境のチェックは欠かせない、と言います。犬が住みやすい家は、しつけをサポートすることもできるのですね。
犬が幸せな家は人にとっても幸せな家のはず。犬も人も暮らしやすい家を小さな工夫から始めてみませんか?